お泊り登山・・・剣山~一ノ森~ジロウギュウ 後編 その1
土曜の夜は、風が強くてテントが時々揺れていた。
親二人が先に寝たみたいで、
朝起きたら、
子供たちが、私の寝返りのカサカサという音と主人のいびきでクマが来た!のかと怖かったというのです。
そんな夜中もテントのファスナーをあけて、
目に飛び込んできた太陽の輝きに吹き飛ばされた。
思わず声をあげる美しさでした。
あさごはんはパスタ。いつもの早ゆでパスタに明太子ソースをからめる。
この日は、男性陣が朝食準備。
女性陣がテント撤収係。
少しでも早く次の山を目指せるようにテキパキ
みんなで協力!
一ノ森ヒュッテの前を横切って、一旦剣山を目指す。
今日のアタックはジロウギュウ。
朝の足取りは軽い。早くも剣山が目の前。向こうに見えるのが今日の山、ジロウギュウ。
今回の旅の2度目の剣山山頂
温かい飲み物でホッと一息
足が震える急斜面に足場も悪い
景色は最高!
前に見える急斜面の岩場にイジイジする息子
でも、くじけたのは、この1回の少しだけ。
立派になったものだ!
目の前に見える越えれそうにない山も、
足元を見て1歩1歩行くと、案外簡単に越えられる。
この時、berryは、山済みになったオーダーの品を
引き合いに出して、息子に説明した。
一番に浮かぶのは仕事のことだと自分を知った。
きっと、息子の人生で自分では無理かもと思うことに
ぶつかる時がある。
この日越えた山の話を励みにして欲しい。
そういえば、息子の担任の先生が学級だより だいすき! にステキな詩を載せていた。
一部分だけ取上げます。
むりだと思うことにちょうせんして
人生のはばを 心の広さを
ちょっとずつ大きくしていこう
せんをこえるたびに
自分を信じられるから
まだ会った事のない息子の担任の先生を一瞬にして好きになった。
いつもは処分するプリント類も、この だいすき! はファイルしました。
後編 その2へつづく