どんなときもアウトドア

outdoorのたのしさ発信!

NZの自転車のたび 続き③


12月15日
朝7時半起床。9時に出発、最近ではテントの中でマットとシュラフを片付け、着替えて。段取りが良くなってきた。
きのうの夜はNZに来てから、初めて夜空を見た。
一面の星空で、気持ち悪いぐらいに星がある。オリオン座のまわりにこんなに星があるのは知らなかった。
夜は恐いんで暗くなったら寝ていたんです。
 
今日のキャンプ場は90マイルビーチ。きのう頑張って走ったおかげで、30kmぐらい走ったら着くみたい。
走り出すと、道はフラットで走りやすい。
イメージ 1
 
約30kmのところで分岐、ビーチまでは6kmアップダウンはあるけど海が見えると元気になる。
12時半に到着。設備はとても整っていて、綺麗なキャンプ場。
レストランもあるし、トイレ、シャワーも清潔で使いやすい、これで一人11ドルは納得。
 
テントを張って、ビーチに遊びにいく。
途中で見えたビーチの波はとても高く、泳ぐのは無理と思っていたけど、嫁さんは水着に着替えて行くことにした。
歩いて3分、何人か泳いでいる人がいて安心。波はすごく高い、ボディボードをしてる人がいる気持ちよさそう。
ビーチは広く、海岸がどこまでも続いている感じ。
イメージ 2
 
砂浜にごみなんかなく、利用する人たちのマナーのよさに感心させられる。
 
晩御飯は、奮発してレストランを予約。一人20ドル。
どんな料理かなーと楽しみにして、お店に入ってみると、入ってすぐのコーナーで、羊がまるごと、マンガみたいに焼かれていた。バイキング方式でおいしかったです。
イメージ 3
 
10時ごろ、2人でビーチまで歩いていって、話をしていると、すごく明るい流れ星を見た。
緑色に光っていた。
総走行距離254.3km
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どこまでも続く砂浜と打ち寄せる波。
そして泳ぐ事もできた。
 
しばらくすると、海岸に人が増えてきた。
そりにのった子供を車でひっぱってる人がいた。
見ている私たちは楽しいけど子供たちはすごい砂をかぶっていた。
何度もしていたのでみんな楽しいんだろう。
 
TVroomでビールを飲みながらこの日記を書いている。
波の音が聞こえてくる。
この部屋は大きい窓があって心地よいかぜが入ってくる。
ゆっくりした贅沢な時間。
夕食の心配もないし。
レストランで夕食を予約している。
ここのレストランはreal-kiwi-food。
でも値段を知らないからちょっと不安。
 
初ラムのバイキング。ちょっと苦手。デザートは激甘。

 
 12月16日
朝6時に起きて、いろいろ準備して、8時に出発。
Awanuiまでは、行きに通った道。ここからSH10(国道10号線)は、初めての道。
イメージ 4
(途中のビーチで休憩)
途中で嫁さんの足が痛み出した。
登り道は降りて、自転車を押すことにした。
予定も、すこし変更した。
 
 
今日のキャンプ場はHihiビーチ。
キャンプ場についた時には、遅かったのでビーチで遊ぶ時間はなかった。
このとき、嫁さんが、ぶちぎれました。何もかも放り投げて、芝生に転がっています。
”結婚してから、何年も準備してきたのに、ビーチで泳げないなんて!こんなサイクリングいやじゃ!こんな新婚旅行いやだ!足も痛いし。”
 
二人でよーく話し合って、スケジュールも見直して、観光する時間も入れることにしました。

キャンプ場のお店が、休みだったので、晩御飯は以前買っていたインスタントラーメンだけ。
食べずにおいといてよかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は当初の目的地Taipaから距離をのばしてHihiまで頑張った。
途中から足が痛み辛いツーリングとなった。
54kmがいつもよりはるか遠くに来た気がした。
 
気分がめいってるせいか、Hihiも想像と違ってるせいか、なんだか楽しいキャンプ場ではないように思えた。
しばらくどくれた。
 
主人の協力もあって今はたちなおり、お店も閉まっていたので、持っていたラーメンを海で食べた。
今日はくもりで泳げなかった海。
散歩した。
2Fにベランダのある家が多かった。

12月17日
朝7時に起床、9時に出発。
きのう早く寝たので、少しからだが軽い。
道は広く、少しづつ登りが見えてくる。
嫁さんの足が痛むので、なるべく押して歩くことにする。
イメージ 5
 
お昼は、クッキーと、チョコと水。あまりお腹はへってない。昨日のラーメンが消化不良。
30kmほど走ったところで、キャンプ場への分岐点、Whangaroaに向かう。
道はフラットで、走りやすくなり、午後1時過ぎ、キャンプ場についた。
 
ここのキャンプ場の管理人さんは、フレンドリーでいい人。
テントを張っていたら、隣の家族に、”一緒にスコーンを食べよ”と言ってもらい、ごちそうになる。手作りのスコーンはおいしかった。
お礼に嫁さんが、日本から持ってきてた、逆立ちゴマを子供たちにあげると、とっても喜んでくれた。嫁さんも喜んでもらえてにっこり。
イメージ 7
(犬もフレンドリー)
近くのハーバーを自転車で見に行くことにする。
管理人のおじさんに尋ねると、”この町には大きなマクドナルドが2店もあるんだ、スシヤだってあるんだぞ。”と教えられ、期待してサイクリング。
うそだった。
でも、ヨットハーバーはきれいで、波止場では皆たのしそうに釣りをしていた。
イメージ 6
 
明日は観光地で有名なKerikeri、しっかり観光したいので早く寝て明日に備えよう。
総走行距離350km
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は短めの距離でキャンプ場でゆっくりする時間が本当に多くて楽しい。
膝上が痛くて登りはほとんど押したにも関わらず、下りが多いせいか13時すぎには着いた。
 
キャンプ場のHostも今日ここに泊まってる人たちもみんなフレンドリーで、
みんなでスコーンを食べコーヒーを飲んだ。
Hostお手製のクラッカーにピクルスをのせたものがすごく美味しい!
でも、クラッカーにベジマイトをぬったものは強烈な味。
ベジマイトだ。やっぱりすごい味。
 
大きい木の下にテントをはった。
期待していないキャンプ場だったけど、すごく心地よく過ごせている。
店もあるし、ちょっと行ったところにはデイリーもある。
食べ物も飲み物もこまらない。
 
シャワーが、かしこいシャワー。
 
私たちにとってそのキャンプ場の良し悪しがシャワーがどうか?っていうのも重要なポイントだった。
常に何ドルで何分浴びれるか?熱いお湯がでるか?とか、
シャワーの出がどうか?とか、
いろんなシャワーに出会った。
この世にこんなに多くの種類のシャワーがあるのかって思うぐらい。
これも旅の楽しみの一つになってたな~。
この日のこのキャンプ場のシャワーは、かしこいシャワー=トータルで見てよいシャワー
                   その他、ストロングシャワー=いきおいのあるシャワー     
                                                                                これは2人の共通語です。