どんなときもアウトドア

outdoorのたのしさ発信!

NZの自転車のたび 続き⑤

12月20日
朝から雨、ご飯をたべて、2人で考えた結果、コースを変えて、あすPaihiaからバスに乗ることにした。予定より1日早くなるので、コロマンデルでゆっくりしようという考え。
 
ちょっと天気も良くなったので、ビーチに泳ぎに行く、MTBでちょっとの海は、うすいエメラルドグリーン、波はちょっと高いけどきもちいい。
1時間しかいられなかったけど、嫁さんは満足していた。
 
15時20分のフェリーでPaihiaへ戻る。
嫁さんが、バスのキャンセルと、予約をしてくれた。21日は予約が一杯で、変更は無理だった。仕方ないので22日の予定どうりにバスに乗るようにして、もう少し先まで行くことにした。
Paihiaのキャンプ場は町の中心から1kmも離れてないところで、1人12ドルとちょっと高めだけど、町の中心にあって設備も整っているんで満足。
晩御飯は、どうしても肉がたべたい!とわがままをいって、町で買ったケーキの型をフライパン代わりにして、お肉と野菜をいためた。
明日も1日ここにいるので、何かしらやってみよう。

 
12月21日
今日はPaihiaでフリーの日。
 
1日ゆっくり出来るので、お土産を買ったり、ビーチで遊んだりした。
イメージ 1
となりのテントでは、ずーっとギターを持ってビートルズを歌っている。
みんなそれぞれゆっくり自分の時間を過ごしている。
明日は、朝早くバスで移動するので、なるべく片づけしておく。

 
12月22日
朝早く起きて、8時のバスに乗るために7時15分にバス停に到着。 
そんでバスが50分ぐらいに到着し、並んでいた人たちが荷物を載せ始めた。
僕らが荷物(サイクリングバックとか、バックパックとか、他の人の荷物を汚さないように、布とかでぐるぐる巻きになった自転車とか。)を乗せようとすると、
運転手のおじさん、”荷物が一杯なので、自転車は無理”と言う。
 
このバスに乗れないと、予定が大きく狂ってしまう。
そこで、そこをなんとか、どうしても乗せてくださいと、自転車が壊れても文句言いません。
ってお願いして、何とかのせてもらいました。

目的地まで、15人分ぐらいの荷物の下敷きになっていたけど、僕らの自転車は無事でした。
 
よく考えると、今はクリスマスホリデーで忙しい時期。こんなときにバスに自転車を乗せようとする僕らのほうが非常識かも。
午後3時にThamesについて、キャンプ場についたのは5時を過ぎていた。
イメージ 3
 
晩御飯はカレーとパン。
お肉屋さんでカレー用のお肉を買おうと300g注文すると、お店のおじさんが
何度も
”これでいいの?これだけでいいの?これだけしか入ってないよ。”とたずねられた。
皆どれぐらい買うんだろう?

2人で話し合って、コースを変更する。
嫁さんの足が痛むのと、ビーチで夏のクリスマスを楽しんでみたいから。

 
12月23日
キャンプ場の朝はすごく寒かった。嫁さんの足が痛むので荷物をすこし僕が持つ。
スピードが出ない。
 
途中で、トムというツーリングしている兄ちゃんに出会う。
ネルソンから走って、北島はほぼ一周したらしい。かっこいい。
一緒に写真をとってもらった。
イメージ 2
 
 (英語の辞書や、勉強道具を持ってサイクリングしてると言ったら、図書館だねといわれた。)
 
Whaihiのキャンプ場は快適できもちいい、昼間あったトムは池のほとりでテントを張っていた。
総走行距離504km

 
12月24日
9時半にキャンプ場を出発。
ここのキャンプ場は、人も少なく静かでいいキャンプ場だった。
いままでの、ほとんどのキャンプ場には カモがいて、朝ガーガー起こしてくれる。
そして、誰もいないテントの中には、数羽で入っていって荒らしてしまう。
 
イメージ 4
 
道は平坦で走りやすい、途中いぬに追いかけられ必死で逃げた。
24,25日はクリスマスでお店は全部閉まるだろう。と考えて2日分の食料を買い込んだので、ものすごく重い。
嫁さんは、手前のキャンプ場よりも、よりビーチに近いキャンプ場に泊まりたいらしい。
まあいいかと思ったけど、酒屋でビールとワインを買ってからは後悔した。
 
クリスマスシーズンで、人はいっぱい。
イメージ 5
 
イブなんで、ビール飲んで、ワイン飲んで2人でお祝い。
ビーチで夏のクリスマス。この国の人たちのクリスマスイブは意外と静か。
総走行距離528km

 
12月25日
朝から子供たちの歓声が、あちこちから聞こえている。
キャンプ場のキッチンのゴミ箱は、プレゼントの包装紙でいっぱい。
あちこちのテントサイトにサンタが来たらしい。
 
今日は一日ゆっくりの日。
自転車の調整したり、昼寝したり、泳いだり。
 
イメージ 7
 
(一番楽しそうなファミリー)
夜になってびっくり。
クリスマスの本番って25日なんだー。
それで昨日は、わりと静かだったんだ。
どのテントも、キャンピングカーも、明るくライトアップされて、クリスマスパーティー
僕らは、昨日食料ほとんど食べてしまったので、静かに早く寝ました・・・。

 
12月26日
(今日の出来事を僕らは一生忘れないと思います。)
雨が降る中、10時半に出発。
10kmほど走ってSH2に入る。
 
お昼にCAFEで雨やどりと、水を買う。
20kmほど走ってKatikatiに到着。
 
買出しはあとにして、キャンプ場へ。
大きな木のたくさんある、静かな環境。
 
レインウェアを着たまま、受付しに事務所へ。
呼び鈴を押して、出てきたおじさん なぜか全裸。
一瞬の沈黙、無言のまま名前を書いて受付。
テントを張っていいところを聞いて、外に出た。
 
 
雨の音を聞きながら、まわりを見渡す、クルマから荷物を降ろす人、ベンチに座って話ししてる人たち、みんな裸。

”そうかーそうゆうキャンプ場なんだー。”
 
”どうする?服、ぬぐ?”

 
 
 
やっぱり、ゆっくり出来ないんで、キャンセルしに事務所へ、さっきのおじさんは、”君たち知らなかったの?”
って、笑顔と全裸で応じてくれた。
 
ガイドブックで次のキャンプ場を調べて、雨の中数km走る。
このキャンプ場はとても楽しかった。
雨もやんで、回りの子供たちに誘われ川で泳いだり(午後5時半~)
バレーボールしようと誘われ久しぶりにバレーしたり(午後11時~)
イメージ 6
 
(深夜まで続くバレーボール・・) 
いままでにない体験が出来て、充実した一日でした。
 
 
補足:今になって思うことは、最初のキャンプ場は、ほんとに自然を楽しむには、服なんかじゃまという考え。そう    いう人たちの集まれるところ、つまり文化なんだと思います。
 
イメージ 8
今まで走ったところ、約550kmぐらい。